恋愛コミュニケーションにおける微細な言語差と感情認知
恋愛コミュニケーションにおける微細な言語差と感情認知
――話し言葉の韻律とLINEにおける文字的韻律の比較研究
要旨
- 「~」
- 「!」
- 「?」
- 「……」
- 句読点
- 語句の反復
- 改行
- 絵文字
1.同じ言葉であっても、同じ意味として受け取られるとは限らない
- 声を上げるか
- 声を下げるか
- 「くる」を伸ばすか
- 早く言うか
- ためらって言うか
- 笑顔で言うか
- 相手の目を見るか
- うちくる?
- うちくる~?
- うちくる!?
- うちくる、くる??
2.「うちくる?」――もっとも情報量の少ない形式
3.「うちくる~?」――長音が生む情動的な柔らかさ
- 甘え
- 親しさ
- 期待
- 軽い冗談
- お願い
4.「うちくる!?」――感情の強度をどのように読むか
5.「うちくる、くる??」――反復が示す心理状態
- 来てほしい
- 本当に来るのか確認したい
- 早く答えてほしい
- 期待している
- 不安である
6.話し言葉における「間」とLINEにおける句読点
- ためらい
- 本音
- 不安
- 覚悟
- 会いたい
- 会いたい。
- ……会いたい
- 会いたい…
- 会いたい、かも
7.声量と感嘆符の対応関係
- ほんと?
- ほんと!?
- ほんと!!?
8.音声では声色があるが、LINEでは過去の関係が声色を作る
9.同じ「了解」でも話し言葉とLINEでは異なる
- 了解
- 了解。
- 了解!
- 了解~
- りょーかい
- りょ
10.LINE特有の「返信時間」という非言語情報
11.話し言葉では修正できるが、LINEでは文字が残る
12.恋愛関係における「意味の過剰読解」
- 声が冷たい
